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その音、本当に正しい音なの?(;´Д`A ```

 

 

その音、本当に正しい音なの?(;´Д`A ```

 

ピアノには、調律というメンテナンスが必要になってきます。

ピアノを買ってから、一度も調律をしていないという方が、
意外に多いようですが、

これは…

ペットを飼っても、
えさをやらないのと同じ

といったら、そのひどさがおわかりいただけると思います。(;´Д`A ```

ピアノには、常時。
20トンという強大な力が加わっています。

そのため、絶えず緊張状態になっているのです。

普通乗用車が、20台ほどピアノの中にぶら下がっていると説明すると、
想像がつくでしょうか。

!(・ω・ノ)ノ

 

そのため、放置されたら、すぐに、緊張を解こうと ゆるみが生じて、
ピアノ本来の音が出なくなるそうです。

また、日本の四季の変化はとても大きいですよね。
年間の温度差や、湿度差も、激しいのです。
そのため、金属フレームや弦は 熱膨張の影響を受け、
木製の部品は湿度変化の影響を受けるなど、
ピアノには、絶えず狂いを生じさせる力が働いています。

それでも、国産ピアノは性能が優れているので、
何年間も放置されたピアノが 音程にさほど大きな狂いが生じていないということはあります。
そのため、一般ユーザーが、少しづつ変化する狂いには気づかず、
そのままになってしまうというのは、やむをえないことかもしれません。

(´・ω・`)

しかし、放置されたピアノに、
微妙な狂いが発生しているのは…間違いないです。(キッパリ)

ひどい場合には、右半分の高音域が、
半音も下がってしまっているということも、現実にあります。

↑このようなピアノのままで、練習していると、
恐ろしいことになります( ; ̄ω ̄)

音感は、完全に!。
くるってしまうことでしょう。

 

 

日本の四季を考慮に入れると、

ある程度、安定した状態にあるピアノの場合なら
季節の変わり目ごとに、(1年に4回)調律できれば理想的なのですが、
現実には難しいかもしれませんね。

少なくとも、1年に一回は、
調律を依頼しましょう。

 

しかし。

 

買ったばかりの新しいピアノの場合には、
調律はさらに必要になります。
なぜなら、新しいピアノは、弦がまだ伸びきっていないため、
音程がどんどんさがっていくからです。
ピアノを新調すると、納調といって、一回目は調律が無料でなされますが、
なかには、その後、何年間も調律しないまま 放置してしまうひとがいます。
納調のあと、半年もたつと。
たかが半年、されど…半年。
恐ろしいほど音程が下がっているものです。

新しいピアノの場合には、
数ヵ月ごとに調律するのが望ましいでしょう。

ピアノが安定してくれば、
調律師は、期間を延ばすことを提案してくれるはずです。

このように、手をかけたピアノは、
その後も長く、安定した状態を保つことができます。

 

また、ピアノには、整音(ハンマーフェルトのカタチや硬さを調整し、音量や音色を整えること、)や
整調(アクション機構のメカニズムを 調整すること)
といった作業も必要です。

本来は、ピアノの出荷の段階で、これが十分になされているべきなのですが、
残念ながら、昨今は人手不足のためか、
未完成の状態で手元にとどけられることもあるそうです。

また、ピアノはじゅうぶんに弾きこんでから、
整音や整調をおこなってはじめて、
真価を発揮するといった面もあるため、
現場の調律師には、多くの仕事がもとめられています。

しかし、日本では、これらの作業にたいしての理解が乏しいため、
全ては調律の代金にふくまれていると認識されることが多く、
また調律師も遠慮ぶかい方が多いためか、
別個に請求をだすのをはばかるため、
その結果として、

・良心的な調律師が 空いた時間にサービスで取り組む か、
・整音や 整調は、まったくないがしろにされている

というのが、実態です。
(;´Д`)

しかし、これが十分になされると、
これが我が家のピアノかと思うくらいの
すばらしい音色

を奏でることがあります。*゜・(・∀・)。*・。*

整調や、整音の経験を積んだ調律師に、
この作業を依頼することをおススメします。
へぇ~( ・∀・)つ∩"

もちろん、その費用は、
調律費用と同額程度を別に用意しておかなければなりませんが。。。。

(*´∇`*;)

 




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